自分のやり方が悪い。それだけ
最近、よく思うことがあります。それは「子供は叱っても成長しない」ということ。
っこれは子供に限らず、大人も一緒ですね。人間は「叱るだけ」「叱られるだけ」で成長する生き物だとは到底思えません。むしろ、愛がないと大きくなれない。
もちろん、叱る事には意味があり、叱ることが必要な場面はあり、「叱るな」という話ではありません。
ただ、子供が何かが出来ない/分からないのであれは、それは「自分のやり方(教え方、伝え方)が悪い」だけなのだとも思う派です。「娘にはこの伝え方ではないのだ」と。
また、「子供は具体的な言葉ではなく、背中を見ている」とさえ思うので、「見せている背中と言葉に乖離があるのかもな」などなど。子育て本にも何冊か手を伸ばしましたが、「かつて子供だった自分の経験」からもそのような答えに到達しました。
叱ることで成長できるのは、むしろ大人。それでも叱られた真意を理解するためには、時間が必要な時もあるのかもしれません。
「自分のやり方が悪い」と仮定すると
「自分のやり方(教え方、伝え方)が悪い」と仮定すると、改善の余地が見えてきます。あるいは、客観的な視点を得られるようになったり、視点を上げることが出来たり。
「自分に非があるかも」と思うことで、重箱の隅を楊枝でほじくるような心持ちにならずに済み、それでもダメな時には一旦、諦観する。このくらいで私はちょうどよいです。