相談ばかりしている人は成功しない
最近、さる場所でのコーチング勉強会に参加しました。
コーチングや心理学に限らず、全ての学びは一生続き、知識や体験も一生アップデートしていくもの。コーチングスクールで勉強したからといって、誰かに習ったからといって、それで完了するものではないのです。
また、10代、20代から50代、60代と交流できる機会があるというのは、私の人生にとっては宝そのもの。
先日はそんな年代と一緒に座学と実践、グループでの発表の機会があったのですが、あるテーマでのディスカッションの中で、「相談ばかりしている人は成功しない」という話題を掘り下げました。もちろん相談することを否定するつもりは微塵もありませんが、この話の髄は「ばかり」にあります。これは行動や決断など、別の言葉にも置き換えることが出来ますね。
そして、行動もせずに人を妬み、出来ない自分を正当化していたかつての自分を思い出しては、感慨深い思いにもなりました。
「感情が満足する方を選択する」「体が欲する方を選択する」
満場一致の答えも、全員に支持されることも、全員から好かれることもない現実の中で、全員に適応される「正しさ」や「答え」を求めるのは至難の業だと思います。というか、そんなものは「ない」。立場や状況、環境が変われば、ものの見方/感じ方は如何様にも変わるからです。
そして、とある「正しさ」が自分を豊かに幸せにしてくれるかはイコールではなく、カタチを手に入れても安らぎは手からすり抜けてしまった…なんてことも。
時には馬車馬のように働かなくてはならなかったり、自分のことを後回しにしてでも行動することが必要だったとしても、私の基本的指針は「感情が満足する方を選択する」「体が欲する方を選択する」にあります。
もちろん、ここから生まれる結果についての責任は私にありますし、最低限の社会的常識があることが前提です。
故に、相談しすぎてもろくなことにはならず、相談はしても「コントロールしたい人に絡め捕られるな」「自分に責任を持て」「私を主語に最後まで話せ」というのが教訓の一つでもあります。
真のお金持ちは「お金を引き寄せるための法則」的な本を読み漁らない
と言いつつ、色々な話を聞いて見識を広げることは素晴らしいことだと思います。「世界はひたすらに広く深く、誰にとっても知らないことだらけである」と認められる柔軟性や謙虚さは尊い。そして、「知っている私」でいるより「知らない私」でいる方が、個人的にはずっと楽しい。
それと同時に、真のお金持ちが「お金を引き寄せるための法則」的な本を読み漁っておらず、引き寄せ上手が「引き寄せセミナー」や「引き寄せワーク」に参加しまくっていない事実もあり、「相談する」よりも「体験する」「実践する」方が有効である場合が多いことも腑に落ちています。