「豊かさ」の受け取りや生み出しを妨げていたもの
私は「豊かさ」が大好きです。
私の思う「豊かさ」さというのは、単に金銭や物質的なものだけでなく、時間や人間関係、情緒や感性、文化的な側面や教養、選択肢があ…等の全てを包括しますが、とにかく私はそれらが大好きですし、それらを自分の人生に具現化していくことを生きる目的にしている、と言っても過言ではないと思います。
今はそんな自分をストンと認めることが出来ていますが、しかし、「豊かさと最初から相思相愛だったのか?」と言えば、そうではありません。
私の場合、「豊かさ」の受け取りや生み出しを妨げていたのは、「怒り」の感情でした。
今となっては「そうは見えない」と仰っていただくことの方が多いのですが、実は幼少時代から「怒り」というのは私の課題だったように思いますし、「人生を唯一壊すことのできる感情」と言われるほどの怒りのエネルギーを上手く御せずに苦しんだ過去があります。
では、怒りの原因とは何か。
怒りの原因とは何か
怒りの原因とは、自分の中にある「べき」や「ねば」。
「べき」「ねば」とは、自分の中にある正しさであり、理想や価値観、願望や期待であり、「はず」や「普通」、「常識」や「当たり前」のこと。
これからが目の前で裏切られたり、軽んじられたり、大切にされなかった時に、人は防衛本能として怒ります。
私の場合は、自分の中の「べき」「ねば」があまりに強すぎて、許せる/流せるの範疇があまりに狭すぎて、「自分が正しく、自分が普通だ」と思いすぎて、それ以外が許容できなくて、自分の内側に猛烈な怒りを生み出していました。
けれど、会社でも人間関係でも、自分の正義や普通以外のことがバシバシ起こる。
それ故、自分を否定されないために盾を構え、、自分の世界を守るために理論武装を持ち、心を閉ざし、臨戦態勢でいる必要があったのです。
怒りの表現は、攻撃だけではない
しかし、怒りの表現は、何も「大きな声で怒鳴る」「罵倒する」「物を壊す」「物に当たる」だけではありません。
「自分への攻撃」という形にも表れます。
自分への攻撃というのは、「怒りを溜めこむこと」「自分を抑圧すること」。自傷行為も含みます。
私は「怒りを溜めこむこと」「自分を抑圧すること」で怒りを表現していたのですが、人生を唯一壊すことのできることの出来るエネルギーを内に溜め込めば、外側はさておき、内側はボロボロ、疲弊しきり。
そんな状態では、自分をねぎらったり、労わったり、愛することも出来ず、いつになってもストレスは発散されず、自己肯定感は下がるばかり。
結果、
目の前に来たチャンスに気付けない
目の前に来たチャンスに対して素直になれない
人からの優しさや思いやりに気付けない
人からの愛情に気付けない
好意からの招待やお誘いに乗れない
ラッキーを受け取れない
自分の想像と違うものは受け取れない
という循環に陥り、自らチャンスや機会、そこから成ったであろう幸運や豊かさを遠ざけていました。
なんてこったい。
そして生まれる、豊かさマインド
アンガーマネジメント自体は、アンガー(イライラ、怒りの感情)とマネジメント(上手に付き合う)ための心理教育ですが、
・自分の中にある「べき」「ねば」
・怒りのタイプ
・自分の長所/短所
をはじめ、自分の中の思い込み(認知デバイス)を知り、変えることによって、人生を望む方向に変えていくことが出来ます。
実際、私自身もそのあたりの”もつれ”をなくすことにより、何よりも大好きな、あらゆる豊かさを存分に享受できるようになりました。
誰かに依怙贔屓されてもいいし、
大切に扱われてもいいし、
お姫様のように扱われてもいいし、
特別な助言をいただいてもいいし、
特別なヒントをいただいてもいいし、
びっくりするようなご紹介をいただいてもいいし、
身に余るほどの好意を受けてもいいし、
抜擢されてもいいし、
優遇されてもいいし、
何でもない日にプレゼントをもらってもいいし、
何でもない日にご馳走してもらてってもいいし、
楽しくていいし、
嬉しくていいし、
好きな人とだけ会ってもいいし、
好きなものだけに囲まれてもいい
…というのが、今の私です。
どんなに綺麗にメイクをしても、馬車馬のようにお仕事を頑張っても、結局、自分の中の「べき」「ねば」が強すぎたり、自分を不幸せにする思い込み(認知デバイス)が強固であったり、他者に対する受容性が低すぎては、豊かさマインドも受け取りマインドも育ちません。
よって、アンガーマネジメントについては「怒り」がテーマの方だけでなく、「べき」「ねば」を外して(緩めて)より自由に豊かになりたい!という方にこそ受けていただきたいと思いますし、私もより豊かさを享受していくべく、自分をアップデートしていく心づもりです。
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