友達がいなくても生きていける
心を開ける友がいる人生は素晴らしいものだと思います。しかし一方では、友達がいない人生もまた素晴らしいものだと思っています。
これは、友達のいなかった私の幼少時代、青春時代を省みた上でも思うことです。
どちらにしても孤独な夜は来るし、悲しみを一身に背負わなければならない時は来て、一見すると誰かが側にいることで悲しみや痛みは分け合えるようにも思えるのですが、根っこの部分では「それぞれに請け負うしかない」のではないかと感じるのです。
「一人で感じる孤独」よりも、「大勢の中にあって尚、孤独である」方が痛みを伴うのは、そのせいだと思います。
自家発電力&自己採取力
人は人によって磨かれていきますが、一人でいるからこそ自家発電力や自己採取力が養われることも往々にしてあります。
誰も褒めてくれないから、自分で褒める。誰も伸ばしてくれないから、自分で伸ばす。誰も拾ってくれないから、自分で拾う。
そういった自家発電力や自己採取力を愛で、肯定していきたい所存です。