老若男女を問わない
昨日の午後はオンラインで”とある勉強会”に参加しておりました。
10代、20代の若い方とご一緒するのも楽しいですし、先輩方とご一緒するのも楽しい。知らない世界と触れ合い、視野を広げるからこそ、自分の見知った世界がより愛おしくなる… そんな時間を重ねています。
また、文句を言う人はどういった状態でも文句を言い、不満を持つ人はどういった場でも不満を持つものですが、それは老若男女問わないのだとも知り、「ただ生きていれば賢者になれる」なんて夢を見ないよう、常に平身低頭、学ぶ姿勢でありたいとも痛感した昨日です。
いざという時、戦う局面には大いに牙を向き、戦略を立てますが、平時は世界の学徒でありたい所存です。
自分の持つ影響力を自覚する
私は「それぞれの場所で、それぞれに幸せであればいい」と念願するタイプですが、しかし、だからといって自分勝手でいいとは思っていません。やはり人と人との間には最低限のルールがあり、親しき中こそ礼儀あり。
が、それは「相手のことを考える」ことだけを指しているのではなく、むしろ「自分の持つ影響力を自覚する」というが重要なのではないかと思っています。
ここでいう影響力というのは、SNSや何やのことではなく、今、目の前にいる人や一緒にいる人への影響力のことを指します。
誰かと一緒にいる時に突然泣き出したらみんなが心配や動揺をするように、イライラした態度をとれば相手もイライラし出すように、エレガントに振舞えは相手の波長も変わるように、笑顔を向ければ笑顔が返ってくるように、「自分がそこに存在している」ことで既に一緒にいる人へも影響を与えているのです。
無意識のうちに、相互でエネルギー交換をし、場の空気の成分の一つとなっているのですね。
そんな中で、対人関係においては「機嫌のいい人」「自分で自分のご機嫌を取れる人」が最強です。仕事においてもそうですが、魅力的な人ほど恋愛対象には「ご機嫌な人(自分のご機嫌を取れる人)にしか興味を持たない」ということも、長年の人間関係や観察の中で学びました。
それらは人のお守をするつもりなど到底ない
あらゆる運気、チャンスも同様です。私たちの元に到来するのは、ほんの一瞬。人のお守をするつもりなど到底ないのでしょうね。
それを遥かに上回る歴史的な実力があれば、どんな態度であろうと人が寄ってくるかもしれませんが、基本的にはみんな「ご機嫌な人が」好き。折角なら「自分で自分のご機嫌を取れる人」と一緒に仕事がしたい。「気持ちのよい人」と過ごしたい。
よって、「自分の持つ影響力を自覚する」こと、自覚した上で自分をご機嫌にすること。その方法を把握すること。感情は抑え込むのではなく、一人でもしっかり吐き出し、癒しせるような方向を向くこと。言いたいことを伝える方法を身に着けること。
「自分で自分のご機嫌を取る」など、古今東西の自己啓発本に書いてあることですが、そのくらい真理であり、そのくらい忘れやすいことなのかもしれません。まるで、忘れるようにプログラムされているかのようです笑(きっとそう)