水苔で猛暑を乗り切る

水苔

先日、盆栽たちの直射日光対策を行ったのですが、水平線から真っすぐ差し込む真夏の朝日のエネルギーは凄まじいものがあり、生きとし生ける者を灰にするかのよう。

簾(すだれ)もいい働きをしてくれているのですが、ここ最近の太陽光によって盆栽の上に乗せていた苔たちがみるみる死滅しました…

しかし、盆栽自体は新芽を吹き出し、枝を伸ばし、蕾をつけ…と元気いっぱいなので、「土がカピカピに乾かないようにする」ことを最重要ミッションとし、水苔を購入しました。

「水苔の葉には水を貯える細胞が多数あり、木綿の2倍の以上の吸収力があるため水もちがよく、また隙間が多く空気の通りも良い」とのこと。

盆栽や観葉植物の不在時の水やり・管理用にもよく使われるようです。

水に浸す

販売している水苔は乾燥していますが、使う際には

水苔のブロックを崩して、バットなどの浅い容器の中に入れ、手で適当なサイズにほぐします。
ほぐした水苔の上から水を注ぎ、吸水させます。水に浸して5分もすれば柔らかくなります。

とのこと。

私もやってみました。

「ミニ盆栽が3つ = 一掴み分」と思ったのですが、水を吸収することで存在感を増し、みるみる間にワサワサに。

今回は一袋100gを購入したのですが、今世で使いきれる自信がありません。盆栽仲間さんたちにお裾分けしようと思います。

まるで切り干し大根

水を含んで重量を増した水苔は、手に取るだけでその頼もしさが伝わる代物です。

苔がなくなってしまった3つの盆栽に乗せてみましたが、まるで切り干し大根かのよう。ただ、一晩経った後に触ってもひんやりと水を含んでおり、保水性は確かに抜群!

全ての面に水苔を乗せてしまうと土の状態が見えなくなってしまうので、前面に乗せるのではなく、幹の部分やどこか一部を露出されておくのが良いとも聞きました。

私は”裏側(正面ではない方)”を空けましたが、水苔は如何様にも形が変わるので、そのあたりもラク。

青々した苔は猛暑と強すぎる日光が落ち着いてから考えるとし、まずは夏を元気に乗り切ります。

「盆栽を育てるのは、ペット一匹育てるのと同じ労力」というような胸の話をしていた友人がいましたが、すごくいい例えだと思います。そして、その手間暇やお世話が楽しい毎日です。

毎日が勉強

が、同じ条件下にあっても、一人でピンピンしているのが黒松のミニ盆栽の苔。

太陽に強い種族の苔なのか、数センチの違いとはいえ良い場所にいるのか、黒松の鉢が熱を逃がしやすいのか、植え替え時に使った土がよかったのか、水を貯えやすい鉢なのか…

盆栽歴4か月、毎日が勉強です。

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Profile


株式会社16petales(セーズペタル)代表取締役
長谷川 裕美(はせがわ ひろみ)


2014年にメンタルコーチとして起業(個人事業主)。SNS発信とご紹介のみで、コーチングセッションのキャンセル待ちが100名を超える。これまでの登壇/主催開催/招致セミナー・イベントへの参加者は延べ3000名以上。

現在は、コーチングや写真撮影、各種ディレクションを通して、クライアントの持つ世界や思いを外在化し、目標への現実化のサポートやマネジメントを行う。

また、2019年に「株式会社16petales(セーズペタル)」を立ち上げ、日本の伝統文化のリライトやオリジナル商品販売を行う。現在では国内外に顧客を持つ。


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