感性を開く359g
いつもはフルサイズミラーレス一眼+レンズを持ち歩いているのですが、やはりこれがそこそこ重く、バッグはどんどん大きくなり&型崩れし、肩凝りも気になる毎日です。
そんなことから、サブ機として普段使いできる『バランスの取れたコンパクトミラーレス』が常々欲しいと思っていたのですが、最近、sonyのa6400を購入しました。
やっぱり「楽である」って、感性を開くためには重要なポイントですね。重い、しんどい、疲れた、肩痛い…の中では、見逃してしまうものも沢山あるのだと実感中。余裕があってこそ、感性や美意識は花開くものだと全身全霊で感じています。
大人のおもちゃ的にVLOGCAM ZV-1も気になるし、気になるといえばa7c…と広がったのですが、今回は趣旨に踏みとどまりました。
日常をラフにコンパクトに
購入後は写真を撮ったり、動画を撮ったり、webカメラにしてみたり…と色々触って試していますが、
【良い点】
・レンズ交換式カメラなのにボディちっちゃい
・オートフォーカスはa7Ⅲよりも早い
・何より軽い
・自撮りが簡単(勝手に3秒のセルフタイマー)
・動画にも強い
【ムムムな点】
・手ブレ補正がない
(レンズ側にはあるので、そこでカバー)
・暗いところではノイズが乗りやすい
でしょうか。大人気なのがすごく分かる機種です。
バッテリーのモチについても言われますが、私は許容範囲と見なしました。(必要であれば交換用バッテリーを追加購入します)
また、上記のようにポーチに入るも可愛くてよい。
クローズアップレンズも買ったので、かなり寄ることが出来ます。(マクロレンズを買おうかどうか…の方は、クローズアップレンズを試してもいいかもしれません。あくまでクローズアップであってマクロではありませんが、1700円くらいなのでオススメ)
そして思う、「使わないのなら、ないのと同じ」
それに伴い、フルサイズ一眼のレンズも部分的に入れ替えています。
正直、私の活動には不釣り合いなほどの最上位レンズを所有していたりもしたのですが、それらは重かったり、大きかったりで、持ち出す頻度が極端に低いものもいくつかありました。
「いい値段を出して買ったし」「いいレンズだし」「いざという時にすごく綺麗に撮れるし」という思いから手元においていたのですが、しかし、いかに解像度が良くても、明るく撮れても、オートフォーカスが早くても、「持ち出さないのであればないのと同じでは?」と保管場所に眠る彼らを見ながら思う日々。
結果、今は「近しい機能を持ちながら軽いレンズ」に入れ替えております。使ってナンボ。撮ってナンボ。若干の汚れや擦れは気にせず、どんどん持ち出すことを前提に考えました。
いかに素晴らしいレンズであっても、使わないのであればないのと同じ。これは、家にあるブランドものや貴金属も一緒ですね。才能やアイデア、優しさや気遣いや感謝の念についても同様。ある時から、親しい友人がダイヤのついた婚約指輪をデイリーで使いだしたのですが、その気持ちがすごく分かります。
使った方がいい。本物こそ特に。