横浜にぎわい座へ
昨日は素敵な女性たちと、桜木町にある『横浜にぎわい座』での三遊亭円楽さんの独演会へ行ってまいりました。
父親の影響か、落語はラジオやカセットで何となく耳にしていたのですが、積極的に寄席に行くことはなく。一昨年には講談の先生にもお目にかかり、落語・講談の面白さの片鱗に触れるも積極的に寄席に行くことはなく。
どうしても「興味はある。でも、一人だと敷居高い」が続いていたのですが、お二人のお力を借りてこの日を迎えることが出来ました。
実は、にぎわい座は自宅から歩いて行ける距離なのですが、関西のお住まいの落語好きさんに教えてもらうまで存在さえ知らない始末でした。
ただただ魅了される
今回は全員が初心者ということで、円楽さん(有名な方)の独演会に。(ねづっちがゲストで漫談をされました)
やっぱり、ファーストコンタクトの際に「…?」となってしまうと「次」が遠ざかってしまうので、ここは手堅く盤石に。
結果、寄席の面白さに痺れ、粋な日本語と素敵な言い回しに魅了され、言葉と創造力を融合する知的な愉しみを教えていただく一日となりました。
素人なりの本日の発見&気付きを備忘録として残すと、
ーーー
・「上下(かみしも)」の分け方が素晴らしい
→プロ中のプロに何を言う!ですが、完全に引き込まれて掌握されました
・羽織を脱ぐのは佳境手前と思っていたのですが、そうでもなかった
→円楽さんはまくらから噺に入るところで脱いでいらした!(それぞれの演出や作法?)
・扇が煙管にしか見えない演技力
→身一つ&扇や手ぬぐいだけで勝負する格好良さ!
・館内がポップで可愛い
→招き猫をはじめ、色味も可愛い&綺麗
・お席にはジュースや小物を置くスペースがあり、それが非常に便利
→映画館もこのシステムがいいです
・座布団を片づけたり、お茶を置いたりするお弟子さん(前座さん?)の所作が美しい
→着物を着れるだけでなく、所作の美しさも身に付けたい
ーーー
でした。
また落語に行きたい思いでいっぱいであり、人情噺や任侠モノも聴いてみたい所存でございます。