頑張るだけでは枯渇する
私には9歳の娘がいるのですが、彼女を見ていても思うことがあります。それは「頑張るだけでは枯渇する」ということ。
これは私自身にも言えることですが、タイムマネジメントやタスクマネジメントをして効率よく結果に繋げる動きをしたとしても、心が満たされないことが多いのです。決めた時間に決めたことをし、思っていた結果やビジョンに近付けたとしても、そこに満足感や達成感を得られるのは(私の場合は)数日のこと。
目標達成も楽しいのですが、ほとほと「目標達成型」ではないのです。
故に、実質的な部分や結果だけを見続けていくと、上手くいってもいかなくても疲れが取れず、なんだか萎びており、潤いが減っていきます。
心に余裕と弾力を
正直、人の話を聞くにも、人の心に寄りそうにも、心に余裕と弾力がないと出来ないこと。子供の表情や機微をキャッチするにも、流れる空気を掴むにも同様ですし、誰かを応援・協力・参画するにも、人を支えるにも同じこと。新しいメニューを構築するにしても、仕組みを作るにしても例外はありません。
それらがないと、自分が正義だと勘違いして正論を振りかざしてしまったり、一方的になってしまたり、声の大きさ・強さで押し切ってしまう羽目にもなりますし、「類とも」の法則によって、似た目をした人に囲まれることになります。
よって、何はともあれ心に栄養を与えること。自分の心がフラットになるよう心掛けること。心に余裕と弾力を持つこと。私は音のない時間/瞑想/良い香り/美しい日本語や言い回しに触れる/手帳タイム/睡眠/家にお花を飾る/花鳥風月を愛でる…がそれにあたります。
男性には男性のやり方があるように、女性には女性のやり方があります。そして、男性性と女性性のバランスの良い人が支持される時代になりました。