娘とは違う惑星人でいる気さえする
現在、娘は小学3年生。次の春で4年生に上がるわけですが、我が家でもお受験シーズンに突入することになりました。
正直、私は田舎育ち(埼玉県所沢市出身)であることもあってか、「公立進学当たり前」「中学受験をする子は、学年で数パーセント」という環境で育ってきたのですが、しかし、現在住む知識はそうではなく、様々な要因が重ねりに重なった結果、我が家も『中学受験』という道に進むことが決定。
私自身は中学校で不登校になりますし、小学校後半からは闇の世界に生きていたので、その辺りの時代のプライオリティは「自分を守ること」と「もうこれ以上、傷付かないこと」だけ(笑)。未来などないし、想像もできない(笑)。
お友達がいて、自分の能力を活かせるポジション(絵が上手)も確立し、毎朝意気揚々と登校していく娘とは、違う惑星に住んでいるようです。
なに、そのリサーチ力!
受験と言っても色々な意図や目的があると思いますが、我が家は「折角なら彼女自身が楽しく活かせる場を」という指針があります。よって、美術的な活動にチカラを入れている学校であったり、漫画部のある学校をピックアップしているのですが、そのピックアップ力がなさすぎて、自分自身に驚きました。
これまで多くの物事を直観と流れにより決め、その結果も自分の決断だと受け入れる覚悟してきた自負があるので、リサーチ経験が劇的に少ないのです。比較もしないし、「世界の正解」よりも「自分の答え」があればそれでいいと本気で思う派でもあります。結果、それが功を奏すこともあり、とにかくリサーチ力が弱いのです。
それ故に、私では中学校リサーチに埒が明かず、見兼ねた主人が娘の塾の方に聞いてもらったところ、完璧な中学校リストが一瞬で届きました。需要と供給。凸と凹。こうやって世の中は成り立ち、仕事が生まれているのかと感動さえするほど。
が、その先で気づくこと
しかし、資料請求は完全にこちらの仕事でした。いや、そこまでやってくれるサービスがあれば頼むのですが、どうやらそのくらは自分でやらないとならない模様。が、慣れない作業が故に、単純な作業が大変な苦痛に感じられる始末。
それでも実際に手を動かし、入力し、資料請求をしていくことで
・リズムに慣れ
・作業に慣れ
・効率よく出来るようになり…
という「慣れていく」過程を経験しました。
苦手意識を持つ大半の物事は「苦手」ではなくて「不慣れ」なだけ。今の自分のポテンシャルや経験値を見ずに「過去の失敗」だけが残っている場合もありますね。
私自身、「ないものはない」し「出来ないものは出来ない」と早々に諦め、「あるもの」「出来ること」を伸ばしていきたいのですが、しかし、たまに慣れない作業することで、感じることも多々。
こうやって成長していくんですね。悲喜こもごもを包括した大人になれますように。