不登校
昨日の午後は、不登校のお子様を持つ保護者さま方のパーソナルな会にお招きいただき、不登校経験についてのお話させていただきました。
私自身も不登校&引きこもり経験者ですが、恐らく最初から「不登校しよう!」という子は少なく、「何らかの理由によってそうならざる得ない(かった)」
「どうしても学校に行けない」という場合の方が多いと思います。
(私も楽しい中学生時代を過ごす予定でした!)
が、学生時代よりもその後の人生の方がずっと長いことが分かってしまった今となっては
「そういう時もあるよねー」
「学生の時だけ優等生でも、ねー」
などと言ってしまえるし、登校日数と生きる力はイコールではない、と理解することが出来ます。
が、渦中は決してそうではなく、私も相応にはしんどい思いをしましたし、私の両親も頭を悩ませておりました。
そこから得たメリット
社会的、心理的な面からは他の講師の方々が話されていたので、私は「不登校したことで感じた個人的なメリット」をお話させていただくことになりました。
私の体験から言えるメリットは、
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・一人でも平気
(独りがいいというわけではなく、一人でも特に問題ないという意味)
・嫌われても平気
(嫌われたい願望はありませんが、特に若い時代にはそれもまた日常だったので今さら敢えて驚くこともない感覚。これは独立起業や発信をするようになって
特に役立ったスキルです)
・誰かの返事に左右されずにやりたいことが出来る
(ご飯も映画も旅も、最少決行人数が一人)
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など。
先日の徳島出張では、オシャレレストランで一人コースディナーをいただきました。(記事の写真は全てその時のもの)
みんなでワイワイする食事も好きですが、一人の時にだって美味しいものが食べたいですし、むしろ、一人でゆっくり味わい、本など読みながらお食事したい日もあります。
そのこと自体は全然寂しくないし、むしろ他のお客様ご夫婦から「素敵」などと言われてみました笑
誰かのスケジュールを待たずとも、誰かの意見を待たずとも、誰かと意見が合わずとも、誰かに肯定してもらわずとも、誰かに依存しなくとも大丈夫、という感覚が、私は非常に好きです。
私の場合、その感覚、その覚悟のようなものは、不登校&引きこもりを経験することで形成されたと思っています。
今はどうあれ、願うなら、未来は明るいと思っています。