「与える人」は本当に豊かになるのか?

お金はいくらでも稼げるけれど、時間は稼げない

先日、お世話になっている大経営者さんと話す中で「お金はいくらでも稼げるけれど、時間は稼げない」という言葉が出ました。

その方は自分で会社を興し、大きな利益を上げ続け、社員との関係も良好であり、周囲へも沢山のもの/経験を与える正真正銘のGiverですが、「何を憚ることもなく、さも当然のようにそういった概念でいるのだな」と勉強になりました。

仕事の右腕を得ようと、社員を得ようと、アウトソーシングしようと、ホームキーパーさんをお願いしようと、ベビーシッターさんの力を借りようと「一日24時間より多い時間を得ることはできない」という事実を、私ももっと理解しようと肝に銘じた所存です。

「与える人」は本当に豊かになるのか?

世間一般やスピリチュアルな世界では、「与える人が豊かになる」「先に出す」「出さないと入ってこない」というような言葉を耳にします。

それ自体は私も賛成ではあるのですが、しかし、実際には「豊かになる人」と「自己犠牲の”いい人症候群”な人」の二種類があるように思います。与えることで豊かになり、広がっていく人と、与えることで自分自身が枯渇し、疲弊していく人ですね。

では、その差は何か?というと、「他者利益や貢献」への興味関心と、「自社や自身への利益や影響まで計算できるか?」という自己利益への興味関心の二つのバランスのいい人だと言えます。それら二つが現実的な継続力や発展力、出逢いやお話を授けてくれると思うのですよね。

また、”そもそも”にはなりますが、「儲からない相手を取引を続ける証人はそうそういない」「楽しい気持ちにならない相手とお付き合いを続ける人はそうそういない」のと同じように、「不幸せそうな人が好きな人もいない」のです。だからこそ、他社貢献も自己利益も、どちらも重要。

ジリ貧にならない

私の娘は9歳ですが、もっともっと小さい時には、食事中に娘が泣いたりグズることも多くありました。上手くフォークに刺せないだとか、うまく嚙み切れないだとか、熱いだとか。が、そんな時にも私は自分の食事を優先させることが多くありましたが(笑)、それはやはり私自身が最低限には満たされていないと「続かない」という考えから。

1回だけなら、まぁいいのです。けれど、「続ける」となると話は別。余裕や余白も必要です。

つまり、ジリ貧になってよいことなど、何もなし。

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Profile


長谷川 裕美(はせがわ ひろみ)

株式会社16petales(セーズペタル)代表取締役 メンタルコーチ/フォトグラフ

2014年にメンタルコーチとして起業(個人事業主)。SNS発信とご紹介のみで、コーチングセッションのキャンセル待ちが100名を超える。これまでの登壇/開催/招致セミナー・イベントへの参加者は延べ4000名以上。

2019年1月に「株式会社16petales(セーズペタル)」を立ち上げ。

2022年7月より、認定NPO法人 スローレーベルが主催する”SLOW CIRCUS ACADEMY”にて「対話の時間(グループコーチング)」を担当。

現在は、グループコーチングや写真撮影を通して、クライアントの持つ世界や思いを外在化し、より豊かで自由な人生へのサポートを行う。


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