撮影会
昨日は若草萌える都内某所でフォトグラファー 鬼頭望さんに撮影をいただきました。しかも、今回はプロジェクトメンバーさんとの撮影会スタイル。天候にも恵まれ、素敵な空間も映えまくり、見目麗しいお時間をいただきました。
どんなお洋服にしようー!と思いつつ、フワフワな気分だったのでフワフワなお洋服を一択チョイス(笑)
この春夏のカラー
更に、写真を見て驚いたのが、ブリーチなしでピンクパープルのヘアカラーが続いていること。これは完全にヘアアーチスト 永島稔久氏のおかげですが、赤坂を拠点にフリーランスでお仕事されている売れっ子さんなので、カラーで遊びたい方は彼の元へぜひ足を運んでみてください。
感覚的に、この春夏はピンク~パープルを基調に考えました。よって、スプリングコートもピンクとパープルが混ざったようなものですし、この春に購入した単衣の着物もそれらの色が入ったもの。
が、秋冬には全く別のカラーにしようと思います。こうしてカラーで好き勝手に遊べるのも最近の楽しみの一つです。
私はあの人にはなれないし、あの人は私にはなれない
私の場合、いかに撮ってもらう時間が楽しかったとしても、撮影後の写真を見た際の第一感情は「あちゃー」です。
簡単にいうと自己失望感。
鏡の前で培った都合のいい自己認識のメッキが剥がれ、「姿勢が悪いなぁ」「フェイスラインが甘いなぁ」「ポージング下手だなぁ」「肉体の迫力ゼロだなぁ」「コーディネートがなぁ」という、自分に厳しい現実が突きつけられるのです。
「でも、今の自分もなかなかいいかも(カメラマンさんのお力添えにも感謝)」に至るまでの儀式とも言えます。
しかも、今回は撮影会。ダンスやしていた方や、爽やかさが溢れ出る方や、姿勢やウォーキングのプロがいる中での自分。けれど、撮影会の良さは「出来上がった写真や撮影中の表情や立ち振る舞い」から、「体型も顔つきも雰囲気も違うそれぞれが、それぞれに最高に魅力的である」ことを強烈に認識できること。それぞれに課題や思う部分はあるのかもしれませんが、「多様性の美しさ」や「自己肯定」でいっぱいに。
「私はあの人にはなれないし、あの人は私になれない」からこそ、「私もあなたも唯一無二の存在で、魅力的」。
もっと言うなら、太っていても太っていなくても、年齢を重ねていても重ねていなくても、筋肉があってもなくても「既に素敵で、既に価値がある」という事実に気づかされます。得手不得手や資質も加味した上で、自分が必要と思う個所を伸ばすと同時に、既に突出している個所を磨くだけ、という小学生でも分かるシンプルすぎるシステムですね。
また、私は美容に対して「そこそこでいい」という何らかのブレーキがあるのですが、そのカラクリに気付けた一日でもありました。
ご一緒くださった皆様に心より感謝申し上げます。