究極のリアリスト
先日、仏陀の本を読んでおりました。
私の中で、仏陀は「究極のリアリスト」。
どうしたら人は幸せに生きることが出来るのか?ということを、とことん現実的に考え続け、説き続けた方だったのではと思います。
故に、自分の中で立ち位置や視点を正したい時、地に足をつけて俯瞰したいような時には仏陀の本を手に取る機会が多く、仏陀の時代から人が然程に成長せず、あるいは「生きるとはそういうこと」だとでも言われいるかのような気分になります。
面倒くさい気持ちはあっという間に生まれる
そんな仏陀の言葉の中で、心を奪われたのは「面倒くさい気持ちはあっという間に生まれる」という言葉。
その時々、目に留まり、心を奪われ、理解を深める個所は様々ですが、今の私にはこれのようです。
発想力や閃き、気持ちの高まりを感じたとしても、次の瞬間には面倒臭いという気持ちが生まれます。恐怖や不安なども同じかもしれません。
が、知ってしまえば「そんなもんか!」と開き直り、いい意味で諦めがつきます。
私自身の選択や存在がもっと自由に軽やかになるように、自他に幸福をもたらすよう、時に偉人たちに言葉を借り、自身を観察し、雑念と魂(的なもの)を混合しないように努めております。