旅先でミニ盆栽を買う
8月上旬、自分へのお土産として購入したブーゲンビリアの苗。
◆関連記事『welcome home 盆栽』(2021.08.09)
他の盆栽たちと同様、水をあげ、あるいは水分過多にならないよう注意し、日光の強さや日照時間に気を配り、肥料をあげ…と、お世話しておりました。
最近思うのは、「旅先でミニ盆栽を買う」ことへの憧れと楽しさ。その盆栽を見るたび、その盆栽について話をするたび、旅の思い出まで一緒に蘇るのです。
よって、素敵な旅の中で気に入ったミニ盆栽に出逢えたら、自宅にお迎えしたいとも考えるこの頃です。
しかし、何かおかしい
しかし、他の盆栽たちは新芽が出て、ヤゴメが生え、蕾がつき、花が開き…とそれぞれに過ごしているのに、ブーゲンビリアだけがどうにもこうにも枯れていく…
「横浜が合わないのかも…」「最近、気温も涼しめだったから?」「水のあげすぎ?」など、あれこれ悩み、反省し、盆栽仲間さんに相談し、Twitterでも相談した結果、「発根していないのでは?」という説が浮上し、勇気を出して土を除けてみたところ…
一切の発根なし(棒)でした…
こちらは『挿し木』という方法からの苗でしたが、発根が確認できないまま店頭に並ぶこともあるのですね。
大変勉強になりました。
笑い話を思い出す
かつて、「友達にプレゼントされたミニ多肉植物を、造花だと気付かずに3年間水をあげ続けた男性」の話を耳にしました。
ある日、一部が捲れている!を気付き、恐る恐る剥がしてみたら、そこにあったのはボンドで固定されていた接着面だった…という話です。
「いつか新芽が出るかも…」と、長い目でお世話していこうと思っていた事態の中で、不意にその話を思い出しました。(何が幸せかは分からない笑)
550円のエンターテインメント
が、
2か月くらい経ったら盆栽鉢に植え替えて、ブーゲンビリアのミニ盆栽を作るんだー!
と夢想している時間はこの上なく楽しかったですし、「おかしい…」と気付いてからは、とんでもなくドキドキしたり、怪しんだり、訝しんだり、検索したり。
勇気を出して土を除けては大きくのけ反り、何度も見返し、笑い、ビジネスだなー!と感嘆し… 550円では到底体験出来ないほどのスリルと学びとオチを経験させていただきました。
もはや、最強のエンターテインメント。沢山の夢を見させていただきました。
今後、550円でここまでの興奮と驚愕を味わえる気がしません。
【備忘録】
・発根が確認できていない状態の挿し木苗も店頭に並ぶことがある
・怪しい場合には根っこを調べてみるのも〇
・枝の切り方や処理は問題なさそう(Twitter上での見解)
・古い枝だったのかも?→発芽しにくい(Twitter上での見解)
・上下逆ではない模様(Twitter上での見解)