約30年振りに訪れる
今日は1995年にユネスコ世界遺産に登録された〈白川郷〉へちょこっと立ち寄りました。白川郷へは私が小学生の時に家族旅行で訪れたきりだったので約30年振りでしたが、両親が私にしてくれたことを娘にも一つできたと思うと感慨深い思いです。
色鮮やかに咲き誇る花々と濃淡それぞれに萌える緑、遠くには雪の残る北アルプスと昔ながらの建築様式である合掌造りの家々は日本の農村や田園風景の象徴のよう。建物は南北に面して建てられており、夏涼しく冬は保温されるようになっているのだとか。
私の生まれ育った所沢はそこそこ近代的でしたが、それでもこの風景に懐かしさを感じ、心の琴線に触れる気がするのは何でしょうね。DNAの成せる技なのか、刷り込みなのか、感慨深い思いでいっぱいです。
名所へ
写真の撮影スポットとしても有名な『萩町城跡展望台』へも行きました。荻町を見下ろす高台にあり、眼下にひろがる合掌造り集落を一望することができます。
また、国指定重要文化財である『和田家』へも。今回は外観のみ拝見させていただきましたが、築300年以上経った今も住宅として和田家の人々の生活が営まれているお姿が印象的でした。現在は1階の一部と2階が公開され、和田家代々で使用された遺物や民具が展示されているそうです。
秋や冬の風景も見てみたいし、ゆっくり立ち寄れる際には夜の散策もしてみたい。心が揺さぶられるお時間をいただきました。
また、主人と娘はスタスタ歩いて行くので、私は終始置いてきぼりの安定スタイルです。