自分の本音に気付きたい
何にしても「やるか、やらないか」のようなことについて、あまりに人に相談することがないのですが、最近、ある方に某件についての相談をしておりました。
その相手はもちろんプロですが、しかし、何にしても最終決定は私自身で行います。ですので、「答えが欲しい」「導いてほしい」「影響を受けたい」というよりも、自分が話し、相手からの言葉を耳にする中で、自分の本音に気付きたいというのが今回のお時間の目的でした。
考えているようで、悩んでいる
そして、物語は相手からの「(仕事にしても人にしても)あなたが楽なようにお付き合いするのが1番です」という言葉により、10分もしないで決着が付きました。
マジックの種も明かしてしまえば「なんてことがない」ように、悩んでいる渦中にはそんなシンプルな答えに気付けないのかと自分で不思議に思い、笑うばかり。忙しく、余裕がなかったことも顕著に表れたのだと思います。
私も渦中にいることで、「考えるのではなく悩む」沼にはまってしまっていたのですが、人はこう悩み、視野が狭まるのかと再体験するいい機会にもなりました。
【悩む】=物事を複雑にしていく行為。
わざわざ問題をややこしくし、袋小路に入り込む。ずるずると時間を引き延ばし、結論を先送りする。
特に目的もなく、そのことを考えることで、一人悶々としたり、ネガティブな気持ちになったりと、建設的とは言えない行動。
【考える】=物事をシンプルにしていく行為。
最初に問題をできる限り明確にし、そのうえで必要な情報を収集・整理する。
手順を踏んで解決策を導き出し、簡潔な原理原則にまで落とし込んでいく行動。
我慢していると、それそのものさえ嫌いになってしまう
何にしても、「あなたが(自分が)楽なようにお付き合いするのが1番」という気づきの裏には、一つの真実があります。それは、「我慢していると、それそのものさえ嫌いになってしまう」ということ。
リラックスして手放すことで別の世界が広がる恩恵に、今日も与り続けております。