栃木県大田原市 雲巌寺「能と楽の夕べ」
11月5日(日)は、金春流能楽師 政木哲司さんのご一行に随伴させていただき、栃木県大田原市にある雲巌寺で開催された「能と楽の夕べ」で、薪能の撮影させていただきました。
お囃子や大衆歌謡や講談、栃木方言作家さんによるトークショーなど、盛りだくさんの芸能を皆さまが興味深く楽しんでいらしたのがとても印象的でした。
また、今回の催しは「薪能」なのでお能の前には厳かな火入れ式も。
そして、お能では装束と面をつけた状態での「敦盛」、面をつけての「羽衣」、そして最後に「融」を。
私は表から裏から撮影させていただきましたが、本堂を背にした暮れゆく日差しの中での能や仕舞は、特別な趣がありました。
政木さん、雨宮さん、乙黒さん、お世話になった沢山の皆さま、本当にありがとうございました。
今回の面は、現地近くにお住まいになっている面を打って十余年の方の作品でした。素晴らしい面でした。