第9回 新春こうのす能狂言
2021年1月11日(月・祝)は『新春こうのす能狂言』公演へお伺いさせていただきました。
当初は昨年同様に「鴻巣のレストランでみんなでランチし、その足で舞台へ…」と考えていたのですが、今回は現地集合・現地解散とした上で大人6名/小学生1名でのお伺い。
これまで有事の際、舞台や芸術活動は「最初に中止されて、最後まで再開しない」というシーンに度々出くわしましたが、だからこそ、この日を迎えるにあたって並々ならぬ努力と決断があったのではと思います。
少しの予習で楽しさはグンと広がる
今回の演目は
のニ曲。
私の中で見所としていた箇所がいくつかあったため、これまでになくあっという間のお時間に感じました。私は個人的にあの波長がすごく好きですし、物語の流れを知ってから行くと尚のこと楽しく、知的好奇心も満足度も増します。よって、多少の予習をしたり、皆様と共有してから行くのがお約束に。
また、知り合いのお嬢様が子方(子役)として二度目の舞台に立たれたのですが、お嬢様も舞台上で孤軍奮闘しており、より熱が入りました。(小5時代の私には絶対にできないことなので、彼女の度胸に感嘆)
ちなみに、トップ画像にも使ったこちらの鶴は、「舞台上で静かに戦う子方のお嬢様」をイメージしました。
足を運ぶ
和洋折衷、美しい文化や芸術・芸能が好きですが、その中でも和文化は群を抜いています。
たまにでも足を運ぶことによって、そういった文化や伝承の維持や復活に寄与できたらと願うばかりです。
次は春先にでもみんなで能楽堂に行きたい所存。それが可能な世になってくれますようにと祈るばかりです。