写真撮影をしていただきました
先日、久しぶりにフォトグラファー 鬼頭望さんに撮影いただきました。
私のホームページのトップなどの写真の大半は、彼女に撮っていただいたもの。温度感や距離感、ニュアンスがちょうど良く、非常に有り難いのです。
定期的にフォトグラファーさんや各世界のプロの力、感性、フィルター、切り取り方の秀悦さを借りながら、自分の世界を一つ一つ構築/刷新しております。
写真の撮られ方のコツ
私自身、よく「写真の撮られ方のコツ」を聞かれるのですが、恐ろしいほどに何もありません。体系化でもできればよいのですが、そういったものは一つもなし。
撮影をするからには何らかの「意図」こそありますが、文章にしてもセミナー業にしても、所作や仕草、体の使い方にしても、
「特別なシーンだからと言って、実力以上のものは出ないので(いい意味で)諦める」
「磨くなら『日常』と『いつもの仕事』」
と思っている節が強くあるので、「突然、奇跡のようなパフォーマンスが出る」ようなことは期待せず、結果を真摯に受け止めることを心が得ております。
故に、デイリーなポートレートの場合はただただカメラマンさんを信頼し、リラックスして挑むだけ。「まな板の上の鯉」とも言います。
結果から学ぶ。微調整を試みる。
写真で言うと、撮影してもらったものを見ることで、
「首が前に出ている」
「猫背がひどい」
「肩が内に入る癖がある」
「メイクはもっとこうした方がよさそうだ」
「こういう色味が似合いそう」
などと気付くことは沢山あります。そして、それを「日常」「次の撮影」に反映し、微調整することが大切だと思います。
先にも書きましたが、「磨くなら『日常』と『いつもの仕事』」。上げるならテンションではなく、地力。地道に一つ一つコツコツと丁寧に。
また、写真の良いところは「今の自分の顔」「今の自分のオーラ」「今の髪色」など、理解していそうでしきれていない死角を客観的に把握させてくれること。セルフイメージと現実のすり合わせにも一役買ってくれております。
私の周りには素敵な40代、50代、60代女性が沢山いますが、彼女たちのような年の重ね方をするためにも、何はともあれ、まずは現在地を知り、認めてまいります。