一人何役?
個人事業主としてスタートさせた当初(2014年)は、もちろん全ての業務を自分でやりました。
アメブロのヘッダーカスタマイズやロゴ制作、名刺はプロのデザイナーさんにお願いしましたが、それは個人的な貯金から捻出しましたもの。基本は0円起業なので、なんでもかんでも人に頼めるわけもなく、ブログやSNSの更新、クライアントさんの予約や各種対応、企画会議、入金確認、資料作り、セッションやセミナー開催、フォローアッ…を、全て自分で行いました。
会社で言うと、営業部も経理部も総務部も、IT部も監査部も人事部も、全てを一人でやる感じですね。きっと多くの個人事業主さんや個人経営者の方がそうではないかと思います。
「一体いつ休めばいいのだろう…」と思う日も少なくはなかったですが、実際にやったことで学べたことも多くありました。
その後、「私でなくてもいい仕事」は徐々に手放していくのですが、「最初にやってみた」経験は現在も活きていきます。
ノウハウを手元に残そう
何事に対しても、プロのチカラを借りることが可能であるならおススメですし、プロの知識や技術、代替案を肌で感じることは非常に有意義です。そういった方々とやり取りをしたり、リズムやペースを知る事での学びは沢山ある。
ある会社さんにお伺いした際には、「可能な限り社内で回したい」と仰っておりました。それは、単なる根性論やプライドではなく、社内に「ノウハウ」という宝を残し、その宝を社員と共有したいからだそうです。よって「プロや専門家が必要な時には頼るけれど」という枕詞がついており、その柔軟さに心が温かくなりました。
つまり、完全に最初から「楽だから」「早いから」とプロに丸投げしてしまうと「自分の手元にノウハウが残らない」というデメリットも生じます。「プロがいないと更新できない」「実際にやったことがないから手順が分からない」が生まれるのです。あるいは「一人ではスタートできない(しない)」精神が生まれてしまうかもしれませんね。
ズバリ、ノウハウは宝。それを得ようとするのは、生きるチカラそのもの。
よって、プロにお願いするにしても「少しだけ自分でやってみる」「何回は操作してみる」「一回挑戦してみる」「実際に作ってみる」のはおススメです。やはり実際に手を動かした経験というのはしっかり残るから。
そして向き合う初めての台割作り
そして、今はオンラインプロジェクト4期(7月開催/募集は5月を予定)に向けて、オリジナルノート作りに着手しています。
「来週の打ち合わせ日の午前中までに、台割を送ります」とは言ったものの、「台割って何?」というのが素人(私)の率直な感想。でも、ネットには何でも出ていますから、「最低限の打ち合わせが出来る台割」を作ろうと奮闘する今朝です。